01地震に強い家耐震性

これまでも地震などの災害に強い住まいづくりを追求してきたクレバリーホーム。
独自に開発した「プレミアム・ハイブリッド構法」を標準仕様とすることで、20年先、30年先でも地震などの災害に強い価値ある住まいをお約束します。

プレミアム・ハイブリッド構法

SPG構造 モノコック構造 高精度HSS金物 エンジニアリングウッド

地震に強い、プレミアム・ハイブリッド構法

2つの構造を組み合わせた「プレミアム・ハイブリッド構法」により、建物にかかるエネルギーをバランスよく受け止めることが可能になりました。

プレミアム・ハイブリッド構法

SPG構造

土台から軒まで貫く通し柱で
1階と2階を強固に一体化

高強度・高精度な建物へと進化させたSPG構造では、地震や台風などの揺れや屋根にかかる荷重をスムーズに逃がします。

SPG構造

モノコック構造

6面体で力を分散し、
激しい揺れに抵抗

床・壁・天井の6面すべてを構造用耐力面材で構成するモノコック構造では、建物のねじれを防ぎ激しい揺れに抵抗します。

モノコック構造

SPG(ストロング・ポスト・グリッド)構造

SPG(ストロング・ポスト・グリッド)構造

通し柱をグリッド毎に配し、優れた耐震性を実現

クレバリーホームでは、高強度を実現するため、通し柱を構造上のポイントなるグリッド毎にバランスよく配置しています。これにより、一般的な在来工法の2~3倍の通し柱を使用することとなり、1階部と2階部を一体化した強固な構造躯体を実現しています。
※通し柱の本数は、プランにより2倍未満となる場合がございます。

■一般的な在来工法とSPG構造の通し柱配置

一般的な在来工法
一般的な在来工法

1階と2階をつなぐ通し柱は、およそ4本程度。

SPG構造
SPG構造

通常の2~3倍の通し柱をグリッド毎に配置。

構造体を強固に一体化する通し柱

通し柱とは、土台から軒まで継ぎ目なく通した1本の柱のこと。1階と2階を通し柱で一体化することで、住まいの強度や耐震性を高める役割があります。建築基準法では、2階以上の木造住宅において 隅柱を通し柱にすることが定められており、構造上最も重要な柱のひとつと言えます。

独自のグリッド設計システム

クレバリーホームでは、すべてのお客さまに安心の住まいをお届けするために、独自の設計基準に沿った設計を行っています。必要強度をグリッド単位で確保する信頼性の高い設計システムを採用し、安定した強度の構造躯体を実現しています。お客さまの要望にきめ細かく応える自由設計でありながら、高い耐震性を両立させた住まいです。

独自のグリッド設計システムを採用
独自のグリッド設計システムを採用

構造計算や各種検証試験の結果から導き出された、信頼性の高い構造ルールに基づき設計を行います。

モノコック構造

モノコック構造

6面体で力を分散するモノコック構造

モノコック構造は、床・壁・天井の6面すべてを構造用耐力面材で構成し一体化させた構造です。この剛性の高い6面体の構造が、地震や台風などの外力を建物全体でしっかりと受け止め、分散することで、建物のねじれを防ぎます。激しい揺れにも建物全体が一体となって抵抗する優れた耐震性能の住まいを実現します。

■一般的な在来工法とモノコック構造の外力のかかり方

一般的な在来工法
一般的な在来工法

外力の加わり方によって建物がねじれやすい。

モノコック構造
モノコック構造

6面体すべてで外力に耐えるので、横からの力に対する抵抗力が向上。

最高レベルの壁倍率を実現

壁倍率とは耐力壁の強さを表す数値で、耐力壁の長さ×壁倍率(壁の強さ倍率)で建物全体の強さを計算します。数字が大きいほど強いとされており、上限値は5.0。クレバリーホームは合板の2倍以上のせん断強度を誇る構造用耐力壁を採用し、最大壁倍率は最高レベルの4.9~5.0倍を実現しています。

耐力壁のせん断試験
耐力壁のせん断試験

接合強度を高める、高精度HSS金物

接合強度を高める、高精度HSS金物

地震や台風などの万が一の災害にも強い「高精度HSS金物」

地震や台風などで、最も力が集中する場所が接合部です。一般的な在来工法は施工者の熟練度により精度が左右され、加工による木の欠損量が多く強度が低下します。クレバリーホームは、この接合強度を高めるために優れた接合金物である高精度HSS金物を採用しています。

断面欠損を抑え、一般的な在来工法の1.5~3倍の接合強度を実現

柱の欠損量が多い在来工法では、柱自体の強度が低下してしまいます。そこでとくに重要な柱と梁の接合部に金物の奥行きを従来の約1/2にコンパクト化したHSS金物を使用し、柱と梁の欠損量を最小限に抑えることで、接合部の強度を最大限に引き出しています。

一般的な在来工法の接合部
一般的な在来工法の接合部

柱に多くの欠損が見られます。

高精度HSS金物による接合部
高精度HSS金物による接合部

柱の欠損量は最小限に抑えられています。

優れた接合強度を保つ高い塗装技術

柱と梁の接合部に使用しているHSS金物は、カチオン電着塗装をはじめとした何重もの塗装処理により防錆性をアップさせ、長期にわたり確かな強度の住まいをお届けしています。

優れた接合強度を保つ高い塗装技術
HSS金物はSマーク認定を取得

塩害地域にも対応した優れた防錆性を誇るカチオン電着塗装

HSS金物には、自動車の塗装にも使用されているカチオン電着塗装を行っています。このカチオン電着塗装により、防錆性を高め、沿岸部など海水や潮風の影響で錆が発生しやすい地域でも、そのまま使用することができます。

塩害地域にも対応した優れた防錆性を誇るカチオン電着塗装

随所に配した金物でより強固な住まいを実現

躯体と屋根を接合する部分に、「ハリケーンタイ」と呼ばれるあおり止め金物を採用。台風や竜巻などの強風時に屋根にかかる吹き上げの力にも耐えることができます。その他にも、地震や台風時に発生する水平力への抵抗力を高める「火打ち金物」や、土台の断面欠損を最小限に抑える「マークアンカーボルト」、大引を支える束には通常の約1.2倍の強度をもつ「鋼製束」を採用するなど、構造体の随所に様々な金物を使用することでより強固な住まいを実現しています。

ハリケーンタイ
ハリケーンタイ
火打ち金物
火打ち金物
鋼製束
鋼製束
マークアンカーボルト
マークアンカーボルト

高い強度を誇る、エンジニアリングウッド

高い強度を誇る、エンジニアリングウッド

木材ならではの強さを活かした住まいづくり

軽くて強い木材は住まいの構造体に適した材料だと言えますが、自然の無垢材は完全に乾燥させることが難しく、節や割れによって強度が安定しません。そこでクレバリーホームでは、柱や梁などの主要構造材にエンジニアリングウッドと呼ばれる構造用集成材を採用。製材方法にもこだわり、高い強度と安定した品質を実現しています。

強く粘りのある欧州アカマツ

クレバリーホームでは、一般的な構造材よりも高強度な欧州アカマツを採用。原産地を気温の低い北欧に限定し、木質繊維の密度が高く、高強度な木材のみを厳選して使用しています。
※一部の構造材には、欧州アカマツと同等性能の材料を使用しております。

強く粘りのある欧州アカマツ

確かな品質を保証するトレーサビリティ

クレバリーホームのエンジニアリングウッドは強度や含水率、生産工程まで徹底して管理。特別な資格を持つ技術者の最終検査を経たものが、高強度なエンジニアリングウッドとして製品化されます。その1本1本にロッドナンバーが貼られており、伐採から出荷までの全工程が管理できることで、確かな品質を保証しています。

① 伐採
① 伐採
② 挽板製造
② 挽板製造
③ 入荷・受け入れ検査
③ 入荷・受け入れ検査
④ ラミナ検査(MSR)
④ ラミナ検査(MSR)
⑤ ラミナ検査(目視)
⑤ ラミナ検査(目視)
⑥ ラミナ接着・積層
⑥ ラミナ接着・積層
⑦ 圧締め
⑦ 圧締め
⑧ 刻印
⑧ 刻印
⑨ 検査(目視)
⑨ 検査(目視)
⑩ 出荷
⑩ 出荷

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実大耐震実験リポート

より強い家をつくるために、実物大振動実験で検証。

かけがえのない生命と財産、思い出を守る住まいであるために
クレバリーホームでは、プレミアム・ハイブリッド構法による
住宅の実物大振動実験を行いました。
耐震実験の検証結果を、ぜひあなたの目でご確認ください。

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