勾配天井とたっぷりと降り注ぐ陽光が心地よい空間で、思い思いにゆったりとした時間を過ごすK様ご夫妻。当初から平屋の外壁タイル貼りの住まいが理想だったそうで、「末永く快適に暮らしていくことを考えたときに、上下階の行き来のない平屋の住まいが最適でした。また、デザインやメンテナンス性に優れた外壁タイルも理想でしたので、種類も豊富なクレバリーホームは、私たちにとってぴったりのハウスメーカーでした」と当時を振り返ります。そんなご夫妻が実現したのは、共働きの忙しいライフスタイルでも快適に暮らせる住まい。日々の疲れを癒せるように、ハンモックを吊るしたリビングやセカンドリビングになるテラス、2人で一緒に料理を楽しめるキッチンやカフェ気分を味わえるダイニングなど、様々なくつろぎのカタチを採り入れているのがポイントです。「リビングには床暖房が入っているのですが、冬場、気持ち良すぎて夕食後についつい寝落ちしてしまうことも多かったです」とご主人もニッコリ。また、共働きのご夫妻は、毎日のルーティンを考慮してこだわったという動線計画について「玄関からファミリークローク、サニタリーは、帰宅後の流れを考えました。また、洗濯物は、洗濯機からガス乾燥機、乾いた衣類はそのまま隣接するファミリークロークにしまえるので、洗濯にかかる手間が大幅に減りました」と奥さまも大満足。家事の手間が減ったことで増えた時間の使い道については、「映画を観たり、テラスでのんびりしたりと、癒しの時間に充てています」とご主人が教えてくださいました。また、釣りが趣味というご夫妻は、玄関の一角に収納スペースを確保。しまい方を工夫することで、ショップのような空間に。釣ってきた魚をキッチンで捌けるようにシンクまわりも広めに設定するなど本格的です。「家を建てるときに、便利で住みやすいといった利便性だけでなく、趣味やおうち時間も楽しめるようにしたいと二人で話していたんです。夢が叶いました」とご夫妻は嬉しそう。まだまだやりたいことがあるそうで、「今、裏手の庭で家庭菜園を計画中なんです。実は、待ちきれなくてテラスでプランター栽培をスタートしてしまいました」と奥さま。ご夫妻のマイホームライフを心から楽しまれている姿がとても印象的でした。

天井の梁と勾配天井が心地よい空間を生み出すリビング。梁に取り付けたハンモックは、ご夫妻に癒しの時間を演出します。LDKに採用した石調の床材は、木との相性も抜群。素材感のある空間が印象的です。

キッチンとダイニングを一体化して、コンパクトな配膳動線を実現。キッチンの奥にパントリーを配置して、取り出しやすさや片付けやすさにも配慮しています。ダイニングに設けた書斎コーナーは、書類を書くときやパソコンを使うときに、重宝しているそうです。

キッチンは、背面収納の上部を飾り棚にして、木目の天井やアクセントクロスでおしゃれに仕上げました。周囲をグルリとまわれる動線や、ご夫妻で立つことも想定してキッチンと背面収納の間を広く設けたり、使い勝手にもこだわっています。

リビングとキッチン、2ヶ所からつながるテラス。出入口をフラットにすることで、空間としての一体感も創出。お茶をしたり、バーベキューをしたりと、アウトドアデッキとして活用しています。

白で統一した爽やかな印象のK様邸の外観デザイン。ベースのタイルとは別に、ファサードにはスクエアのタイルあしらうなど、さりげないアクセントがポイントです。屋根には7.98kWの太陽光発電パネルを搭載。光熱費の削減にも一役買っています。

ゆとりの広さを確保した玄関。靴をたっぷりしまえる玄関収納やスリッパラックを採用して、スッキリとした玄関を実現しています。

玄関には、土間スペースを活用した趣味の空間が。有孔ボードを採用し、趣味の釣り道具をショップのように飾りながら収納しています。

玄関からサニタリーへ続く動線上に、広さ6.3帖のファミリークロークを配置。普段着やスーツなどの指定席とすることで、出勤前や帰宅後の着替えもスムーズに。

ランドリールームも兼ねたサニタリーは、アクセントクロスをあしらったカウンター、靴や泥付き野菜などの洗い場として重宝するスロップシンク、アイアンの物干しバーなどを採用。洗って、乾いた洗濯物は、隣のファミリークロークにしまえるのでとても便利です。

グレーのクロスで落ち着いた雰囲気を演出した主寝室。2つのスリット窓を採用するなど、極力明かりを抑え、快適な眠りに着けるように工夫しています。手前には、納戸の役割も担うウォークインクローゼットが配置されています。

主寝室の一角には、リモートワークも多いというご主人のために書斎を配しています。

2ドア1ルームの洋室は、一方をトレーニングルーム、もう一方はゲストルームとしています。将来、子ども部屋にする際は、家具や壁で間仕切りして、2部屋にすることも可能です。

トイレは向かい合うように２つ設置しています。ご夫妻それぞれが好きなテイストでコーディネートしたそうです。

ゲストが手洗いの際、サニタリーに入らなくてもいいように、トイレ脇に独立の手洗い水栓を採用しています。