オープンキッチンで「生活感を出さない」ための収納とは?

オープンタイプやカウンタータイプの開放的なキッチンが大人気ですが、食器や調理器具が見えてしまい生活感が出てしまうというお悩みもよく聞きます。オープンタイプのキッチンをキレイに保つには「収納」がとても重要です。使う場所としまうモノに合わせたベストなキッチン収納を、最新実例からご紹介します。

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オープンキッチンで「生活感を出さない」ための収納とは?

オープンキッチン、カウンターキッチンの悩みは「いつでも見えちゃう」こと

今大人気のオープンキッチンやカウンタータイプのキッチン。
家族全員が調理や食事に関わることができ、コミュニケーションが増えて時短にもつながる一方、食器や調理器具、食材などが目に触れやすいことが悩みです。
その悩みを解決するのは、しっかりと計画されたキッチン収納。
「とにかく広く、大きく、たくさんあればいい」ではなく「しまうモノ」に合った場所と量のバランスに注目してプランニングするのがポイントです。
今回は実例から、キッチンを美しく見せる収納アイデアと、それを補佐するパントリーについて紹介します。

生活感を出したくない。美しいキッチンを保つための「見せない」「隠す」収納

今回ご紹介するのは「オープンタイプでも生活感を出したくない」という強い意志をお持ちだった兵庫県E様邸のキッチンです。
E様は、キッチン周りの収納を「サッと隠せる」「見えない・見せない」という点にこだわってプランニングされました。

【ポイント1】大量のモノを機能的に収める、背面大容量収納


どのご家庭でもキッチンには大量のモノがあります。
機能的で美しいキッチンにするためにはこの全てのモノに定位置を作り、サッと機能的に取り出せる大収納を設けることが近道です。
大収納は取り出しやすさと見えにくさを両方叶える場所に設置。
目隠しを引き戸にしたので、調理の際は開けたまま使えて、調理が終われば戸を閉められるのでお客様がいても気になりません。
あらかじめ収納内に電源を確保しておき、生活感が出てしまうレンジや炊飯器などの調理家電も収納します。
大収納の場合、棚板は置くモノによって高さを調節できるように可動式にしておくのがおすすめです。

【ポイント2】手元を隠すキッチン壁の立ち上がり&ニッチ収納


E様邸キッチンの二つ目のポイントはシンクとダイニングを仕切る腰壁の立ち上がりをやや高くしたことです。
高くすることで目隠し度が上がるのはもちろん、背面(シンク側)に使い勝手のいいニッチ収納が作れます。
ニッチ収納は奥行が15㎝確保できれば作れます。
ごちゃつきがちな小物の収納にはコンパクなニッチ収納がぴったりで、E様はスパイスラックとして利用されています。

【ポイント3】頼れる使いやすい併設パントリー


週末まとめ買い派のE様には、食糧庫=パントリーが必須でした。
台所に隣接させ、負担のない動線で、重たいものも負担なく取りに行ける位置にパントリーを設置。
あらかじめ計画しておいた幅、高さに棚板を設置し(可動式の棚板がおすすめ)、統一感のある収納ボックスで見た目もスッキリした整理ができます。
また、食料のストックだけでなく、お節料理のお重やクリスマスにしか使わない大皿、お客様用の食器やグラスなど、日常で使わない食器の収納場所にもなります。
部屋型、廊下設置型などそれぞれにメリット・デメリットがありますが、どちらも動線をしっかりと計画した上で適切な位置に配置します。
E様邸では、パントリーも兼ねた勝手口の先に駐車場を設け、買い物の重たい荷物を最短距離で運び込めるように計画しました。
この勝手口の土間を広くとると、泥付き野菜や生ゴミの置き場としても利用でき、キッチンの有効活用にもつながります。

まとめ~オープンキッチンだからこそ、影のサポート役「収納」が大切~

収納計画をしっかり考えておけば、オープンキッチンの「生活感が出てしまいがち」という欠点がカバーできることがお分かりいただけたと思います。
今回のE様邸では
「キッチンにある大量のモノをどうするか」→大容量収納
「生活感を出したくない」→キッチン壁の立ち上がり&ニッチ収納
「キッチンを補佐する食糧庫がほしい」→併設パントリー

という具体的なアイデアでお悩みを事前に解決しました。

ご家庭ごとに、ライフスタイルも気になるポイントも違うのが家づくりの面白いところ。
せっかく注文住宅を建てるのであれば、ご自身のライフスタイルに合わせた最高のキッチンを作りましょう。
今回も使用している、クレバリーホームのオリジナル収納・MONOプレイスは一軒一軒に合わせてカスタマイズ可能。
これまでの実績の積み重ねから皆様のライフスタイルにぴったり合った収納を提案いたします。ぜひお近くの店舗にお立ち寄りくださいね!

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