梅雨でも洗濯が楽しい家 3つのポイント

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雨が多い季節になると、洗濯物がすっきり乾かず憂鬱になりませんか。
「梅雨でも洗濯が楽しい」家にするには、これから紹介する3つのポイントが役立ちます。
育児や介護で洗濯物がとにかく多いときにも、参考にしてみてくださいね!

 

このコラムでわかること

  • ポイント①「室内干し」には専用空間を
  • ポイント②「洗濯動線」を見直す
  • ポイント③「雑菌」を増やさない

ポイント①「室内干し」には専用空間を

普段は外干しでも、雨が多いと室内干しがどうしても増えます。
そんな時、洗濯機から取り出した後の洗濯物はどこで乾かしますか?
「とりあえず」お部屋のフックやカーテンレールにハンガーを引っ掛けて…というお家もあると思います。
しかし、この「とりあえず」がくせもの。
「とりあえず」干しでは洗濯物は重なり合い、空気の流れも遮断。
雑菌が繁殖しやすくなり、あのいやな「生乾きのニオイ」のもとになってしまうのです。

まずはしっかり「室内干しのための空間」を準備しましょう。
室内干しを前提にした空間は、それがどんなに狭くても、雑菌を増やさないために役立ってくれます。

●「バスルーム」に「浴室乾燥機」!
新築やリフォームを考えているなら、お風呂場に取り外しタイプの洗濯ポールと浴室乾燥機を設置して、簡易乾燥室化しましょう。
雨が続いてもすっきり洗濯物が乾くのはもちろん、お風呂場の乾燥=除菌もできて、一石二鳥です。
浴室「暖房」乾燥機を選択すれば、冬の「ヒートショック」も防げて一石三鳥です!

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●天井に「室内物干し竿」+エアコンドライモード!
新築時でなくてもできる工夫が部屋の天井に簡易物干し竿を設置すること。
このポールひとつで、洗濯物同士が重ならず空気の流れが確保できます。
隙間をもって干して天井に上げた後は、エアコンを「ドライモード」で運転し、扇風機などで空気の流れを作ってあげましょう。
この室内物干し竿は「ホスクリーン(川口技研)」や「ホシ姫サマ(panasonic)」などの商品名で売られています。
新築なら、天井埋め込みタイプを選んだり、リモコン+電動タイプを選択するのもおすすめです。
普段は目立たずインテリアのジャマにもならないうえ、電動で動かせるのでストレスレスです。
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【おまけ】乾燥機は「電気式」「ガス式」?
熱に強いものは室内干しでなく「乾燥機で乾かしちゃう」のも良い方法です。
乾燥機には「電気式」「ガス式」がありますが、それぞれにメリット・デメリットがあり一概にどちらが良いとはいえません。自分の暮らし方にあう方を選んでください。
以下はとくに大きな特徴をまとめたもの。参考にしてみてくださいね。
乾燥機電気ガス比較表

ポイント②「洗濯動線」を見直す

洗濯が憂鬱になる理由には、いわゆる「洗濯動線」が整っていないことも挙げられます。
皆さんのお家では「洗濯物が出る(脱ぐ)→洗う→干す→取り入れ→たたむ→しまう」がスムーズにできますか?
それぞれの動作が「できるだけ短い距離」「ストレスなくできる」かチェックして、うまくいかない場所では工夫ができないか考えてみましょう。
特に水を含んで重たくなった洗濯物を干し場まで動かすのは重労働。
先ほど紹介した「室内干し空間」はできるだけ洗濯機の近くに計画してくださいね。

ポイント③「雑菌」を増やさない

「生乾きのニオイ」は雑菌の繁殖が原因。雑菌を増やさない工夫はまだまだあります。

●洗濯機を脱いだ服の置場にしない
空気が入らないので、雑菌が繁殖しやすくなります。また、梅雨時期の洗濯はこまめにしましょう。

●除菌ができる洗剤を利用
「室内干し対応」などと表示されている洗剤に切り替えたり、酸素系漂白剤などを併用することで雑菌の繁殖を抑えることができます。

●洗濯したら「即干し」
洗濯が終了したら、すぐに干しましょう。濡れている時間が少なければ少ないほど、雑菌の繁殖が防げます。

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まとめ

「外に干さない」ことを前提にしてみると、家の中で改良できる点が見えてきます。
梅雨時だけでなく、育児中や介護中などで洗濯量が多いお家でも、これらのポイントは役立てていただけると思います。
洗濯が楽しく、ラクになれば、家の中の笑顔も増えていいことづくめ。
今年の梅雨が始まる前に、対策をとっておきましょう!

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